どまんなかアニメ映画祭

今回はミッドランドスクエアシネマで開催されている「どまんなかアニメ映画祭」を紹介しよう!

今回紹介する作品はこちらだ!
📼魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞
🎬超人ロック

結論を言うと作品の中で制作者は生き続けると教えてくれたことだ!
ミンキーモモの脚本を書いた首藤剛志さんを始め約40年前が経った今故人になってしまったアニメ制作者がいることに対し、作品を愛してくれたりファンとして応援してくれるだけで作品の中でずっと生きていることになるのである。

このイベントに行った背景はロボットアニメの声優と監督が登壇するからだ。
まずミンキーモモは湯山邦彦監督と小山茉美さんを見たいと思ったからである。
湯山監督と小山さんといえばミンキーモモの前番組「戦国魔神ゴーショーグン」の監督とレミー島田(の中の人)である!
個人的に「ゴーショーグン時の異邦人」を上映してほしいと思ったが、湯山監督が公の場で登壇する事はすごくレアだし、小山さんの声を生で聴けるのはチャンスだと思い参加したのだ。

超人ロックも難波圭一さんが登壇するという理由で見に行くことにした。
難波さんといえばトランスフォーマーVのレオザック&ライオカイザーだ!
しかも前日のミンキーモモOVAにもペーター役として出演していることもあって見に行こうと決めたのである。
今回は直接ロボットアニメの話題ではないが、制作に関わっている人がロボットアニメに参加したことがあるということで投稿を書いているので予めご理解して頂きたい。

各トークショーからおすすめの3選を紹介しよう!

【ミンキーモモ】
🩷歌手になった気分で声優を引き受けた小山茉美さん
🩷3本立て続けに監督を担当していた湯山邦彦監督
🩷難波圭一さんから2人へのメッセージ

【超人ロック】
🪐 日本アニメーションというか世界名作劇場みたいに雪の降り方が綺麗なED
🪐安原義人さんみたいな声優になりたいと思った難波圭一さん
🪐当時の初日舞台挨拶で担当していた松竹の社員が小杉十郎太さん

5月17日にトークショーが開催された。 
小山茉美さんの出演作にガイキングとゴーショーグンが紹介されていたのが嬉しかった!
幻夢戦記レダとゴーショーグンOVAを立て続けに監督を担当していた湯山邦彦監督がすごかったぜ。
ペーター役の難波圭一さんからお二人にコメントが送られていて、剣を交えるシーンで目がピタッと合ったシーンが一番印象に残っていると書かれていた。
小林治さんが「来年の映画祭はゴーショーグン時の異邦人を上映してほしい」と希望していたので実現してほしい!

特に脚本を担当していた首藤剛志さんとの思い出話も興味深かった。
作品のあの世界観は首藤さんだからこそできる脚本だと湯山監督と小山さんが賞賛していた。

翌日5月18日は超人ロックのトークショーが行われた。
EDの雪の降るシーンが日本アニメーション(世界名作劇場を制作している会社)らしくて良かったと小林治さんと難波圭一さんが推していた。(当時CGで作っていたのだがすごく高額だったとのこと)
無音とPC音から始まって語る冒頭を一人だけでこれだけ伝えられる安原義人さん(ヤマト長官役)みたいな声優になりたいと難波さんは感じたそうだ。
特に超人ロックの初日舞台挨拶で壇上の合図をしていた松竹の社員が小杉十郎太さんだったのは驚いた。(僕よりもいい声してると難波さんが言ってました)
前日のミンキーモモについて少し話題に出してくれたのが嬉しかったなぁ。(メッセージのお礼とペーターとロックが声も見た目も心情も同じだったこと)

このイベントに行ったからこそ当時の制作風景や環境経緯を知ることができた。
特に首藤さんが「作品の中で生き続けると」いう湯山監督の言葉はまさに格言である。
そして間接的にロボットアニメの話を聞くことができたことがポイントだ!

教訓はアニメ製作の下地や土台が未完成だったころは製作が困難な状況だったということだ。
ミンキーモモのトークショーで当時はアニメ素材データの受け渡しができる環境がないため、スタジオに入って初めて台本が渡されてその場で読まなければならない状況だった。
個人的には現代でももっと大変な状況(作画監督が何人もいる、線や脚本に綺麗さやきっちりさを求める等)になっているとは思うが、当時の限られた状況は世間的な高度経済成長期が一つ助けになってタイトなスケジュールや挑戦的な作画脚本でも許されたといえよう。
土台が未完成だった故に挑戦する意欲や自由な表現を可能にしたのは未完成だからこそできたことなのである。

このコンサートは魔法少女アニメが好きな方、葦プロが好きな方、ミンキーモモシリーズが好きな方、超人ロックが好きな方、どまんなかアニメ映画祭が好きな方、ミッドランドスクエアシネマへ行きたい方におすすめだ♪

どまんなかアニメ映画祭の情報はコチラ→ https://domannakaanime.com/

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